有機質宝石の天然さんごは貴重さんごとして分類され、コーラル・ポリプによって作られます!

天然さんご

貴重さんご分類される。貴重さんごは、イソギンチャクやクラゲに似た、コーラル・ポリプによって作られる。

ポリプは多数集まりコロニーを形成するため、石灰質を分泌してそれぞれを支える足場を築くが、これが樹枝状のさんごになる。

さんごの評価

色によって評価が異なる。最も珍重されるのは、オックス・ブラッド、日本では、血赤と称される均一な赤色のさんご。そのため、この色に見せかける人工着色も多く注意が必要。

ヨーロッパでは、エンジェル・スキンと呼ばれるピンク色も好まれる。

さんごは日本でも古来から使われており、それぞれの色に独特な呼び名が付けられている。中間的な色合いには「ぼけ」の用語が使われる。淡いピンク色は「本ぼけ」と呼ばれる。

加工

さんごには、「むし孔」と呼ばれる小さな孔がしばしば見られる。さんごに独特で自然のものであまり気にする必要はないが、埃などが入ると汚れるため、最近では樹脂状の物質やさんごの小片で充填されることが多くなった。