漫画『宝石の国』について

   たとえ粉々になっても破片さえ集めれば蘇生することができる肉体を持つ宝石たちの物語です。

主人公フォスの変容(ネタバレ含みます!)

    主人公のフォスフォフィライト(フォス)は、硬度3.5の戦闘には向かない弱い宝石でした。しかし、宝石たちは体がバラバラに破壊されても蘇生する肉体を持っていました。

    フォスは両足を失うことで、代わりに繋いだアゲートにより戦闘に参加できるようになりました。さらに両腕を消失し、腕を補うために繋いだ合金によって、戦闘の最前線で活躍する戦士へと変化しました。

    しかし、最前線での月人との戦闘により、フォスは首を刎ねられ、頭部を月人に持って行かれてしまいました。そこで、苦肉の索として、硬度が近いラピスの頭部(頭部以外は月人に持ち去られていた)を移植することになりました。フォスが生まれながらに持っていた部分は、胴体のみということになりました。

ラピスの頭を持ったフォスは、それでもフォスでした!(ネタバレ)

<『宝石の国』7巻38ページより引用>

    そして、フォスがラピスの頭を接合されてから、百二年の時が経ち、ラピスの顔をしたフォスフォフィライトが目覚めるのでした。

    顔面は別人でも性格はフォスそのままで、フォス自身の自我を持ったまま意識を取り戻すことができたのです。

    物語の中で、肉体や知能、性格が全く変わっても、フォスという存在は消えていないことが現れています。

自分とは何か

   仏教では『諸行無常』と言われます。私たちの肉体や心は絶えず変化していくものと教えられます。

    人間も年をとるにつれ体の若さだけでなく、容姿も変わり、考え方も年齢や経験によって変わっていくのが、むしろ自然です。それでも、私は私であると思っています。変わらない『自分』が、確かに存在しているのです。

    私は、まだ亡くなったことがないので(ただ忘れているだけなのかも)分からないのですが、もしかしたらに肉体がなくなっても、意識としての『自分』は残るのかもしれません。今はこの肉体にある『自分』を自分として意識していますが、変わり続ける私たちの肉体に関係なく、存在し続ける『本当の自分』が、実はあるのかもしれません。

お盆に思うこと

    もしかしたら、変わり続ける私たちの肉体に関係なく存在し続ける『本当の自分』があるのかもしれません。それなら、肉体をもたなくなったご先祖様も、実は、私たちの目に見えていないだけで、存在し続けていると考えることもできます。

    優しい思いや大切にしたいという心は、目には見えないけれど、ずっと存在し続けるのかもしれません。私たちがご先祖様を身近に思っていれば、本当は近くにいらして、日々私たちを見守っていてくださるのではと感じております。

私のラピスラズリ

ハートのペンダント

ハートのラピスの魅力に負けてチェーンが18kイエローゴールドなのにも関わらずお迎えしました!

(基本的にプラチナか18kWGで集めています)

可愛いまんまるルース(12×12ミリ)です!

とにかく可愛いと思って購入しました!

まんまるが愛らしくブルーの中に見える
ゴールドも素敵でした♡

無敗(6.81ct)に惹かれて迷わず購入したルースです!

シンプルなオーバルカット!
重さ表示を見て力を貰ってました♡

子どもの中学受験時に藁をも掴みたくて購入した思い出のルースです!この子を連れて受験会場に行ってどきどきしながら待っていたのがついこの間のことのようです。時の流れるのは、本当に早いものです。

ラピスラズリのパワー

李家幽竹先生の『ジュエリー風水』より引用

最強のパワー

望みをひとつだけかなえてくれる最強のパワーを持っています。持っているだけで凶事を避け、身を守ってくれる力もあるので、異変が生じると、割れたり変色したりすることがあるとのことです。

歴史と伝説

古来、世界各国で『聖なる石』と信じられてきた最古のジュエリーのひとつだそうです。日本でも『瑠璃』と呼ばれ七宝のひとつに数えられているほか『幸運のお守り』として愛されています。