これからの『ピンクダイヤモンド』

「ルロ・ローズ」のニュースから

アフリカのアンゴラの鉱山で発見された170カラットのピンクダイヤの原石のニュース。Twitterのlivedoorニュースでは、たった1日でいいねが3247件、リツイートが882件もありました!livedoorニュースの他にも、CNNや朝日新聞などのニュース、個人の投稿にも「ルロ・ローズ」に関する投稿が目白押しでした。

それらのTwitterを見るだけでも、ピンクダイヤモンドへの関心の高さが伺われます。

需要と供給から

2020年に、ピンクダイヤモンド産出の9割以上を占めていたアーガイル鉱山が閉山してしまいました。そのため、今後、ピンクダイヤモンドは、欲しくても手に入らなくなってしまうのではないかと心配される声をあちこちで耳にします。

アフリカやロシアの鉱山でもピンクダイヤモンドは採れているので、ピンクダイヤモンドが市場から全く消えてしまうとまでは考えにくいです。

とはいえ、その愛らしいお色と希少価値の高さから元々人気のあったピンクダイヤモンドです。今後、手に入らなくなってしまうかもしれないと囁かれるようになり、今のうちに手にしたいと望まれる方は、どう考えても増えることが予想されます。

単純に考えて、供給が激減する(アーガイルの閉山で9割減)のに、需要は増大するのです。

その結果、価格が大幅に上昇するであろうことは、子どもでも理解できるレベルに明白です。

これからピンクダイヤを選ぶなら

産地によるピンクダイヤ

【アーガイル】色の鮮やかな濃いめ、小粒が多い

【アフリカ、ロシア】色は淡いが大粒がある

供給から考える手にしたいピンクダイヤ

2020年、アーガイル鉱山が閉山しました。そのためアーガイル鉱山で採れていたお色の鮮やかなファンシービビットピンク、ファンシーインテンスピンクなどは今あるものだけとなりそうです。

当然、品薄による先高観が予想されます。そのため、余力のある企業さんなどは売るのを控えることも考えられます。実際、私見ですが濃い目のピンクダイヤモンドを目にすることが減りました。出品されていても、相当に値上がりしております。

今では幻とも言われ、超高値で稀に見つけられるカシミールサファイヤを思い浮かべました。もしかしたら、お色のはっきり分かる色濃いピンクダイヤモンドも、カシミールサファイヤのようになってしまうのかもしれません。どうしても欲しければ還流品から出てくるのを待つことになる可能性さえあるのです。

ピンクダイヤの需要は?

  ピンクダイヤモンドは、その愛らしいお色と輝きだけでも、多くの宝石ファンを虜にしてきました。しかも、その石言葉は「完全無欠の愛」です。婚約市場でも、大人気となっているようです。その上、アーガイル閉山により今後手に入らなくなるかもしれないという希少価値がプラスされたのです。

需要も、当然のごとくうなぎ登りでしょう。

おそらく、小さくてもピンクのお色のはっきりと分かるピンクが特に人気となることでしょう。ファンシークラス、可能ならばファンシーインテンスクラス以上のピンクダイヤが特にお勧めです。

そうは言っても、ただでさえ値上がりの激しいピンクダイヤを、今から購入するとしたらどう選べばよいのか本当に悩まれますよね。限られた予算で後悔のない買い物をする私なりの方法を、次の投稿にてお伝えさせて頂きます♡