人気漫画『宝石の国』

   長い長い年月を生きる宝石たちの心も、私たちとなんら変わらないのだと感じました!

『宝石の国』の中の哲学

(ネタバレ含みます。知りたくない方は読み飛ばしてください。)

    ペリドットとスフェンの会話には、哲学さえも感じます!現在2人はペアを組んでいますが、2人共相方を失くしているのです。それが、2人がペアを組むきっかけにもなっています。

『宝石の国』6巻の3ページ登場人物の紹介より引用

    2人の共通の悲しみと苦しみ、それは、共に戦ってきた相方を失った辛い別れだけではありませんでした。その後、長い時を生き、様々なことが起きていく中で、その悲しみが薄れていくことに対する戸惑いと罪悪感に苦しむのです。2人はそれぞれに同じ悩みを、師であり親でもある金剛先生に相談していました。自分は薄情ではないかという罪の意識に悩む彼らに、先生は、「悲しむのも忘れるのも自然でいなさい。」と答えていました。

     人の心は、仏教のいうように『無常』なのでしょう。忘れたくない楽しい思い出もいつか色褪せてしまい、苦しくて仕方ない強い悲しみも時の流れの中で薄らいでいくのです。それを、自然なこととして受け入れて行くことが必要なのだと感じました。そして、その『無常』こそが、実は、人が生きる上で、ある種の救いにもなっているように思われました。

私のペリドット

子育て期を支えてくれた陽気なペリドットも、ギメルの気品あるペリドットも、様々な時を共有して来たことを懐かしく思い出しました。

ジュエリーキホウさんのペリドット

明るく存在感があります!リーズナブルなので子育て期に気兼ねなく身に付けていました!

憧れギメルのペリドット

はじめての(出産以外)入院時を思い出します!

人の心も、人生も『無常』であるが故に、尚更今、この時を大切にしていきたいと思いました。

ペリドットのパワー

岡本憲将さんの『ハッピージュエリー』より引用

ヒーリングポイント

心の不安と憂鬱を取り除いてくれ、ストレスを感じている人を励ましてくれます。腰痛や肩凝りの改善も期待できるとのことです。

ストーンヒストリー

古代エジプト時代から愛されてきた石で、十字軍によってヨーロッパに広まったそうです。かのクレオパトラも愛していたという逸話もあるそうです。