天然クリソベリルは個性的な宝石!

同種の鉱物でありながら、光学効果のために見た目の印象が全く異なる個性的な変種の存在がクリソベリルの特徴。

アレキサンドライト

主としてクロムによる着色のために、自然光下では緑色系で、白熱光下では赤色系へと変わる変色性を示す変種。

色の美しさと明瞭な色変化が評価の対象。

クリソベリル

鉄やバナジウムを主因とする緑色で、変色性を示さない透明変種。

イエロー系ブラウン系が見られる。

クリソベリル・キャッツ・アイ

内部に細い針あるいはチューブ状のインクルージョンが並行にしかも隙間なく配列している場合、シャトヤンシーを示す。

透明クリソベリル同様のカラーバラエティが存在する。蜂蜜黄色の地色にシャープな光条が現れるものが最も高く評価される。

アレキサンドライト・キャッツ・アイ

変色性を示し、かつシャトヤンシーが現れる、希少性の高い宝石。

a. アレキサンドライトの類似品

合成アレキサンドライト

アメリカ、ロシア、日本では各種タイプの合成アレキサンドライトが製造されている。

一般に青緑色から紫赤への変色性を示す。

他の鉱物にも変色性を示す変種

 カラーチェンジ・サファイア

カラーチェンジ・スピネル

カラーチェンジ・ガーネット

合成サファイアや合成スピネルの変色性タイプ

b. キャッツ・アイ類似品

天然

アパタイト、ダイトプサイド、エンスタタイト、コーネルピン、シリマナイト、ジルコン、スカポライト、トルマリン、クオーツ、ネフライト、タイガー・アイ

人造キャッツ・アイ

チタン製マグネシウムを成分として製造。

精巧な出来栄えのものがあり要注意。