昨日の日経新聞『眠るダイヤ新興国へ』より

 日本の家庭に眠るダイヤモンドに熱い視線が注がれている!

 日本がバブル期に世界中から集めたダイヤモンドが、中古市場に出回り、それを外国人バイヤーが競り落とす。中古ダイヤはインドに持ち込んで研磨したり再加工したりして価格が跳ね上がるとのこと。

 日本がバブル期に世界中から集めたダイヤモンドが、中古市場に出回るのは、持ち主の高齢化や遺品整理などによるらしい。

 中古ジュエリー買い取り店の鑑定士さんは、「今の若者は、『高級な宝飾品を持つより、売ったお金で旅行に行きたい。』などと考える人が増えてきた。こうした意識の変化も中古ダイヤが出回るようになった背景にある。」と指摘されている。

 タンスの肥しになっていたダイヤモンドが異国の地で輝きを取り戻すのは、良いことなのかもしれないが、ジュエリー好きとしては、この流れに一抹の寂しさも感じてしまう。

ダイヤモンドの輸出額、10年前の3倍!

 日本ではダイヤモンドの産出は、ほぼないため、輸出されているのは中古品が中心。

 輸出先は、香港(ここを中継して世界各国へ)、中国、イスラエルが続くとのこと。

 輸入は、バブル期の1990年の約3700億円をピークに減少が続き、リーマンショック後の2009年を底に微増。2018年は約940億円で、全盛期には程遠い水準。輸出が大きく増え、輸入は低い水準とは、なんとも心もとない。


 バブル再来を望むつもりはない毛頭ないのだが、若者を含め、少しでも多くの日本人が、ジュエリーの良さを見直す機会があればと、思わずにはいられない。