伝説のブログ『永遠の輝きファンシーカラーダイヤモンド』より!ダイヤモンドの分類について!2004.12風さんのブログより
これまでに風さんから学んだこと!(復習)
☆ブルーダイヤモンドは2タイプに分けられる!
🅰️タイプⅡb
タイプⅡbと呼ばれる窒素をほとんど含まないダイヤモンドがボロン(ホウ素)を含むことによりブルーになる。
🅱️タイプIa
一般に多く存在するダイヤモンドの中で水素の多いハイドロゲンリッチと言われるダイヤモンドもブルーダイヤとして存在。
☆ピンクダイヤモンドは2タイプに分けられる!
🅰️タイプⅠa
・一般にオーストリアの濃いピンク、パープリッシュピンク、レッドはタイプⅠa。
・ほとんどがブルーの蛍光性を持つ。
・3ct以上の大粒は極めて少ない。
🅱️タイプⅡa
・アフリカ産の薄い色のもの。
・比較的クラリティーも高い。
・比較的大粒を多く産する。
・シュタインメッツピンクもここに含まれる。
それではダイヤモンド全体としたら、どのように分けられるのか!
風さんのブログhttp://blog.livedoor.jp/kaze4711/archives/10734458.html
と中央宝石さんのホームページを参考にまとめてみました!http://www.cgl.co.jp/latest_jewel/gemmy/154/86.html
①Type Ia(天然のダイヤモンド全体に占める割合 98%)
不純元素として窒素が入り、2個以上の窒素原子が集合体を作っているもの。無色から黄色系(ケープ系)の大抵の天然ダイヤモンドがこのタイプ。
合成ダイヤモンドのない唯一のタイプ。
②Type Ib(2%)
不純元素として窒素が入り、単原子の状態で窒素原子が存在しているもの。ファンシーインテンス・イエローなどの濃い黄色系のダイヤモンドを生み出す。
合成イエローダイヤモンドの大部分はこのタイプ。
③Type IIa(1%以下)
窒素やホウ素などの不純元素を含まないため、カラレスのダイヤモンド。
天然ダイヤモンドなら希少性が高いタイプ。
アフリカ産の薄いピンクダイヤモンドなども。
カラーレスの合成ダイヤモンドはこのタイプ。
④Type IIb(ほとんど存在しない。天然なら希少性が極めて高いタイプ)
不純元素としてホウ素を含むため、ファンシーブルーを生むタイプ。
ブルーの合成ダイヤモンドもこのタイプ。
感想
ダイヤモンドトータルでの分類が分かってスッキリしました。全体の98パーセントを占めるタイプⅠaにレッドや濃いピンクがあるのを改めて不思議な気持ちで確認しました。タイプⅠb(出番がなくJEXさんにお預けしてあるインテンスイエローのペンダントをお戻し頂こうかしらと)、タイプⅡaもコレクションに加えたいと思いました。