風さんの伝説のブログ『永遠の輝きファンシーカラーダイヤモンド』よりブルーダイヤモンドのことを学ばせて頂きました!

    カラーダイヤファンの方にとって、ブルーダイヤモンドは憧れのことと思います!!風さまも、伝説のブログ『永遠の輝き  ファンシーカラーダイヤモンド』の中で、ブルーダイヤモンドの石言葉『オールマイティ』に惹かれたとお書きになっていらっしゃいました。

     私もオールマイティと言われるブルーダイヤモンドの名前に酔い、そのお色に憧れ、若い頃、いつかご縁を頂きたいと思っていました。高嶺の花でした。それでも今と比べればあの当時はまだリーズナブルでしたのを思い出しております。20年余年前は、インテンスブルーの0.1ctアップの見事なラウンドブリリアントが20万円しなかった記憶です。

当時はそれでもお高いと感じておりました。思うに高いものほど希少価値があり、値上がりしやすかったのだと今なら実感できます🎶あの頃購入しておけば良かったと実は後悔しています。

ブルーダイヤモンドはなぜできるの?

大きく2通りの原因からできています!

🅰️(本筋)タイプⅡb型 ホウ素を含むことでブルーに発色!

  ダイヤモンドのタイプでいくとタイプⅡbと呼ばれる窒素をほとんど含まないダイヤモンドがボロン(ホウ素)を含むことによりブルーになる。またこのタイプは半導体でもある。

    蛍光が常にNONE(ない)

    ダイヤモンド産出量の0.01%しかない。ホウ素が入ることでダイヤモンドが青く発色する。

    優しい雰囲気の淡いブルーが多いが、ホープダイヤモンドのように非常に強いブルーに発色するダイヤモンドもある。

タイプⅡbは色系で2種類ある

インドのコルコンダ系   

オーストラリアサファイアのような濃過ぎのブルー

カリナン鉱山(旧プレミア鉱山)系

所謂ブルーダイヤモンド。薄い色から鮮やかなブルーまである。

蛍光はNONE!
PL分析にて色因子検査済!

蛍光はNONEで、PL分析にて色因検査済みで、タイプⅡbのブルーダイヤモンドと判明しました!

🅱️ハイドロゲンリッチタイプ  ホウ素ではなく水素が多い

    タイプIaという一般に多く存在するダイヤモンドの中で水素の多いハイドロゲンリッチと言われるダイヤモンドもブルーダイヤとして存在。

   ホウ素ではなく、水素が多いタイプのブルーダイヤモンド。

    イエローなどの蛍光もある。

    アーガイル鉱山1つ。

    グレー系のモディファイが付くことが多い。ブルーの変種バイオレットダイヤモンドという希少なものも含まれる。

ライトグレーシュグリーンブルーのペンダント

ライトグレーシュグリーンブルー
末尾ブルーのブルーダイヤモンド

よく見たら蛍光がNONEではなくて

MEDIUMBLUE、タイプⅠaでした!!

ハートのライトブルーメインのペンダント

左手より3つ目のハートのルース
ライトブルー
蛍光がNONEではなくてミディアムブルーでした!

こちらも蛍光がNONEではなくてMEDIUMBLUEでしたので、タイプⅠaということになります!

ファンシーライトグリニィシュブルーのリボンリング

こちらの蛍光は、なんとストロングブルー!

蛍光がNONEではなく、ストロングブルーなので、またもや、タイプⅠaということになります!

ファンシーディープグレーバイオレットのリング(中央さん)[GIAさんではファンシーグレーシュブルーの鑑定書]

蛍光は、ミディアムイエローシュグリーン!

またもや、蛍光がNONEではありませんでした。イエローシュグリーンなので、こちらもタイプⅠaです!

タイプⅡbのブルーダイヤモンドは本当に希少価値の高いお品物なのだと実感しております!