風さんもカシミール・サファイアをお好きでした♡

http://blog.livedoor.jp/kaze4711/archives/50097499.html(2005.9.30)

カシミール・サファイアとは

インドのカシミール産の最上級のサファイアを評価した名前。

特徴はコーンフラワーブルー(矢車草の青)と呼ばれる白みが若干かかった柔らかなブルー。

カシミールサファイアだけが持つビロードのような光沢は、宝石の内部に本当に微細な液体が小粒の帯状の層をなしていて、それにより光が散乱しているため。普通、宝石がこういった構造を持つと不透明度の高い宝石になってしまうものだが、最上級のカシミールサファイアはペグマタイト鉱脈の熱水中の不純物の少ない環境下で成長することで、特徴的なピロードの光沢をもつことができたとのこと。

風さんのお好きなカシミール・サファイア

【風さんのブログより写真、以下の文章引用】

『最上ものかどうかは別にして、私の好きなカシミールサファイアはこの写真のような色味のものである。蛍光灯の下や日陰で見たときの美しさは息を呑むほどに彩度が高く、もはや一般的にイメージしているサファイアとは違ったものに見えてしまうものも存在している。・・・もっともカシミールサファイアがはじめて発見されたときはサファイアと思われなかったと言う話もあったらしい・・・・。(色味ではなく大量に採れたから)』

お写真でこの美しさ、驚愕ものでした♡

感想

風さんのブログより引用♡

『しかしながら産地ごとに結構色味に特徴はあると思う。カシミール産が最高と言われ、そのサファイアを探し回った時期が随分昔のような気がするが、本当に探しても探しても全く見つけることができなかった。こういった時期は実は・・・10年以上の期間に及んだ。』

そして、今思うこと!

風さんほどの方が、このようにお探しになられても、なかなか出会えないのが、本筋のカシミール・サファイアです。本物は、とてもとても希少で、それ故に高価なのが当然なのだと改めて知りました!

昨日ブログで紹介させて頂きました私のカシミール・サファイアのリングは、アサド・カシミール産のサファイアで、本日記載しています本筋のカシミール・サファイアとは全く別のお品物です。別のお品物と知りつつもカシミールのお名前に心惹かれたのがきっかけで、ご縁を頂くことになりました♡もちろん、本筋のカシミール・サファイアでなくても、美しいサファイアは存在するのだと思うのですが(美の価値判断は人それぞれとも)、幻のカシミール・サファイアは全く別格の存在であることを改めて知り、いつかこの目で直に拝見したいものだと願っております。