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新型コロナとピンクダイヤ
《新型コロナウイルス感染予防から》
新型コロナウイルスの感染を防ぐために、首相から驚きの学校休校が要請されました。もちろん、その他にも、スポーツ、芸能のイベントはじめ様々なことが自粛されています。
町では、マスクが消えただけでなく、トイレットペーパー、ティッシュペーパーまで消え、子ども時代のオイルショックを思い出しました。なんとも言えない不安を感じます。
感染防止が大切なのはわかるのですが、小学校の子どもたちが学校に登校できないことで、共働きの方々の仕事ができなくなることが懸念されています。(自治体によっては、保護者の事情により登校受け入れも決定されています。)
非正規雇用で働く人はもちろん、世の中全体に経済的な先行き不安を感じます。
こんなご時世だから、色々な意味で、消費も自粛されているのでしょう。必要不可欠なものを購入するのを躊躇う雰囲気を感じます。
テレビでは、宝石店の社長さんが、信用金庫さんに融資の相談をしにいらした映像を映していました。
《ピンクダイヤの動向》
今年は、アーガイル鉱山が閉山されると言われた2020年です。これまで閉山を噂されてはきても、なんとか続いていたアーガイル鉱山が、今度ばかりは本当に閉山してしまうのではないかと不安です。
宝石は、特に高価なピンクダイヤモンドは、希少で、それ故にとても価値の高いものですが、生活必需品ではありません。経済的に先行き不安の大きい場合、一般的には、人々が見送る可能性の高いものであると感じます。
このところオークションで、魅力的で比較的良心的価格のピンクダイヤやブルーダイヤを目にすることが少なくないのですが、お値段のはるものには、とても手が出せないでおります。どんなに欲しくても、今はその気持ちを抑え込んでしまっています。
みんなが、色々な場面で、消費したいものがあっても我慢してしまったら、この国の経済はいったいどうなってしまうのでしょうか。こんなご時世だからこそ、景気回復のために、春闘では、大幅な賃上げを願っております。
☆お値打ちと気になるピンクダイヤ☆
《アーガイル鉱山のリオ・ティント社について》
☆リファスタ様の公式ブログより☆
リオ・ティント社は、鉄鉱石、銅、アルミニウム、そしてウランなどの重要な鉱物ではトップを争う生産量を誇り、イギリスとオーストリアの両方に株式を上場しているそうです。
本拠地オーストリアとカナダに有力なダイヤモンド鉱山を所有しており、アーガイル鉱山は、ダイヤ採掘事業の中心的存在でした。
アーガイル鉱山は1983年から始まった本格操業からまもなくして稀少価値の高いピンクダイヤが産出されたことで大きな話題を呼んだようです。
以来ピンクダイヤモンドの供給量の9割以上は、このアーガイル鉱山で算出されています。
とは言え、アーガイル鉱山全体で採掘された8億カラット以上のダイヤモンド原石の中で、ピンクダイヤはわずか0.01%に過ぎないとのことです。
2020年にアーガイル鉱山閉山が決定し、今後のピンクダイヤの価格高騰が予想されています。
ちなみに、同社経営陣によれば過去20年間のあいだにピンクダイヤの価格は5倍以上に上昇したと記載されておりました。
アーガイル鉱山の閉鎖で、現在でさえ希少なピンクダイヤモンドの供給が激減するとなれば、経済に疎い私でも、今後、ピンクダイヤモンドのさらなる価格上昇が予測されます。もうお迎えできなくなってしまうのではないかと不安に苛まれております。
☆感想☆
ピンクダイヤを大好きな気持ちは、その優しいお色と美しい輝き、見ていると幸せな気持ちになれるところが1番です。なかなかお目にかかれない大きめのお品や色濃いお品は特にお迎えしたいと思います。加えて、希少価値の高さから、いざと言う時に手放して、経済的に助けて貰えるかもしれないと言う安心感も少しあります。
ピンクダイヤを求める需要は高まっているのに、供給が激減すると分かった今、すぐにでも購入したい気持ちは大きいのです。ただ、今のご時世的にはどうしたものかと悩む気持ちがあります。経済的不安から一時的に手元のピンクダイヤを手放す方が相次げば、価格は一旦下がることも十分考えられるので、手持ちにゆとりのない私は特に悩んでしまいます。
ただ、これまでの経験より、宝石をお迎えするのは、時期というよりご縁だと感じております。本当にお迎えしたい出会いがあったのなら、そのご縁を大切にできたらと願っております。