憧れのgimel(ギメル)を拝見しました!

銀座のミキモトさんのすぐ近くに、和光さんがありました。ミキモトさんのエキシビションで優しくして頂き、幸せ気分のまま、畏れ多くもgimel(ギメル)のジュエリーを拝見させて頂こうと思い立ち、和光さんの門を潜りました。

和光さんに入って、gimel(ギメル)を拝見したことをお伝えすると、2階へ案内して頂けるかと思いきや、少々お待ちくださいと止められてしまいました。もしかして、2階へ上がらせてもらえないのかもしれないとドキドキしました。なぜか、時計売場の方と何やらお話をされていたので、恐る恐るジュエリーを拝見したい旨をお伝えすると、「あー、ジュエリー。」とほっとされた感じになり、2階へ上がらせてもらうことができました。

そういえば、1階には時計売り場がありました。まさか、ギメルとSEIKOクレドールのコラボの時計を拝見したいと誤解されてしまったのかしらと、後になって気づき冷や汗が出ました。

    2階のギメルのコーナーは、すぐに分かりました。ギメルの作品は、本当にきらきらと煌めいていて美しく、夢中になって眺めさせて頂きました。ただお品物の数はやはり少なくて、比較的リーズナブルなお品物は、イニシャルのブローチ、蜂やリボンのペンダント、ポインター(犬)のブローチくらいでした。それ以外のほとんどは、7桁のお値段になっていました。

リサイクルショップでお迎えしたいギメルに出会えたなら
なんとラッキーなチャンス!!

    憧れの『双葉』は予想通りですが、残念ながらありませんでした。『双葉』のことをお尋ねしましたら、『双葉』は人気のお品物で、今現在、和光さんに在庫はないとのことでした。それでも、きちんとお願いをすれば、他の店舗の在庫を調べてくださり、もし在庫がなければ、工房さんにお願いして新しくお造り頂くことも可能なことが分かりました。

    新たにオーダーする際のお値段については、『双葉』の制作された2008年の定価ということではなくて、工房の方からお見積もりを頂いて、改めてオーダーをさせて貰う形のようです。

憧れの2008年の『双葉』

    お話を伺い、私が『双葉』をお迎えするのは、予算的にはとても厳しいのですが、そこさえクリアできれば、手にする機会はあるのだと分かり、嬉しくなりました。希望がもてました。今から積み立てを始めようかしらと本気で思いました。

他にも作品集を見て憧れていた『リーフ』を何点か拝見できました。ケース越しだったので、葉っぱの裏側についてお尋ねしたら、100万円クラスのお小さい『リーフ』には、裏にてんとう虫やカタツムリを細工する場所がないとのことでした。2センチ弱くらいのデマンドイドガーネットのリーフ(少し大きめ)の裏には小さな愛らしいカタツムリがいるとのことで、ケースから出して見せてくださいました。ただお値段が300万円をゆうに超えていて、どう考えてもご縁を結ぶことはできないと寂しく思いました。

gimelでは、撮影の可否を確認する勇気がありませんでした。
これは、作品集より
葉の裏にてんとう虫やカタツムリが隠れているタイプは
更に高値の花であることが判明しました。

それからネットで拝見していて、素敵だけれどリサイクルにしてはお高いなあと感じておりましたお花のブローチと似た感じのブローチがありました。値札を拝見したら確か540万円だったと思います。お高いと思っていたリサイクルのブローチは、それでも半額になっていたのだと知り今更ながら納得しました。ギメルさんのジュエリーは、みんな本当に美しく素晴らしい限りですが、私の金銭感覚的には、0が1つ多い感じのお品物が何点もありました。逸品はお値段もそれに相応しく素晴らしいのだと再認識しました。

和光さんで似た感じのgimelのジュエリーを拝見して、
はじめてこちらがお値打ち価格であることを理解しました!

    最後にギメルのスタッフの方が『双葉』を分厚い本でチェックしてくださっているのを一緒に拝見していて、嬉しいことを発見しました。私の大好きな形の『双葉』には、デマンドイドガーネットではなくて、カラーレスダイヤモンドのタイプもあることが分かりました。しかも、お値段はデマンドイドガーネットのものより25パーセントもお安い価格が記載されていました。デマンドイドガーネットの緑の『双葉』は本当に素晴らしいと憧れていますが、カラーレスのタイプは、合わせる服を選ばないで使えるというメリットがあります。形も愛らしくて大好きな2008年のデザインで、しかも割安なのです。いずれにしても、頑張ってコツコツと積み立てをしようと改めて思いました。

    ちなみに、ギメルのスタッフの方も、笑顔が素敵で、親切でお優しい方でした。また、いつかお伺いさせて頂きたいと心から思いました。