2022年10月1日のドル円、144.793円!

為替だけでもジュエリーの仕入値は、3割以上アップ↑

2012年平均 79.79円

2014年平均 105.94円

2016年平均 108.79円

2018年平均 110.42円

2020年平均 106.77円

2021年平均 109.75円

2022.10.1           144.79円

ダイヤモンドはもちろん、ほとんどの宝石は、輸入品である。海外から仕入れていることを考えると、為替の影響は大きい。この円安は、宝石の価格上昇に直結してしまうことは明白である。

1000ドルのダイヤのルースの値段は、

昨年平均の109.75円なら、109,750円

今日の 144.79円なら、144,790円

現地での販売価格が同じだとしても、

為替だけでも、

109,750÷144,790=1.31927

仕入れ価格が1.3倍以上になっている‼︎

ちなみに、為替ドル円、過去の最高値の、2011年10月31日の1ドル=75円32銭なら、75,320円で買えていた!仕入れ価格でいうと、ほとんど2倍!

この為替だけでなく、アーガイルの閉山、ロシア・ウクライナ戦争等により明らかにダイヤは手に入りにくくなっている。そのためか、昨年から比べても、ピンクダイヤの高騰は驚くほどである。

もし、このまま円安が進めば、輸入品であるピンクダイヤはじめカラーダイヤは、為替だけでもさらに高騰する可能性が高い。しかし、為替が落ち着けば、この高騰もいくらかは落ち着くものかもしれない。

今、この時期、ジュエリーファンとして、どうしたらよいか迷うところだが、ニュースをチェックしながら、じっくり考えようと思っている。