希少石の適正価格を市場から考える♡

愛しの純色ブルーダイヤの適正価格は？

【Fビビットブルーダイヤ】

0.068ct  Fビビットブルー VS1 2,756,380円

昨夜、ひょんなことから、もう見ることができないと思っておりました幻のFビビットブルーダイヤに出会えました♡(ネット上ですが)

    極小サイズとはいえ、しっかりしたお値段を、やはりと思いつつ考えました。このFビビットブルーダイヤの適正価格についてです。それなりに巷に出回っていてこそ適正価格が分かります。ほとんど見ることさえできないFビビットブルーの適正価格は、どうしたら分かるのでしょうか。

そもそも、私が、もう見ることもできないと思っていたから、見つからなかったのかもしれません。現に、よく存じ上げているはずのコズミックさんのホームページに、Fビビットブルーダイヤは存在していたのですから。あると思って探せば見つかるのかもしれないと、昨夜、きっとどこかにあるものとして、探し続け、もう1点と出会うことができました♡既に売り切れてはいました。それでも、データが残っておりましたので、適正価格を考える参考にできそうです。

0.17ct  Fビビットブルー VS2 11,000,000円

超希少石で、加工もしやすいサイズとはいえ、このお値段には、少なからず驚きました。しかも、売り切れていたのです。いつ売れたのかは分からないのですが、Fビビットブルーダイヤは、このお値段でも売れているという事実に驚愕しました。

確かに、次にいつ出会えるのか分からないお品物で、自分がどうしても手元に置きたいと思う場合、超売り手市場となり、買い手は、売り手の言い値でお迎えするしかないのかもしれません。

こちらの2つのFビビットブルーダイヤだけでは、適正価格は、売り手の売りたいお値段となってしまいそうです。

そこで、まだ少しは市場で拝見できる、Fインテンスブルーのお値段を参考にすることにしました。

【Fインテンスブルーダイヤ】

0.12ct   Fインテンスブルー  SI2     2,310,000円

0.136ct  Fインテンスブルー SI1     2,750,000円

0.507ct  FインテンスブルーSI1 10,450,000円

Fインテンスブルーダイヤは、およそ、0.1ct 200万円前後の感覚です。

次に、カラーグレードが1つ上がると、どの程度お値段が変わるのかを見るために、Fブルーのお値段をチェックしてみます。

【Fブルーダイヤ】

0.174ct     Fブルー  SI2         1,188,000円 

0.093ct    Fブルー   I1           1,250,000円

0.160ct     Fブルー  SI1         1,980,000円

0.204ct    Fブルー  SI1          2,200,000円

0.211ct     Fブルー   IF           2,200,000円

0.24ct     Fブルー   VS2       2,880,000円

0.28ct Fブルー VS1 2,980,000円

同じFブルーといえども、お色の幅や、シェイプ、クラリティーの違いがあります。かなりざっくりとですが、0.1ct 100万円前後と考えます。

【以上を踏まえてFビビットブルーの適正価格を考える】

Fブルーが、0.1ct あたり100万円前後、Fインテンスブルーが、0.1ct あたり200万円前後でした。カラーグレードが1つ上がると、およそ2倍になっていました。

単純に考えると、Fビビットブルーは、Fインテンスブルーの2倍？と感じます。ただ、希少の度合を考慮すると、Fビビットブルーは、Fインテンスブルーの2倍ではすまないかもしれないとも感じます。

以上を踏まえて、再検討します。

0.068ct  Fビビットブルー VS1   2,756,380円

0.1ctあたり 4,053,500円！

これは、Fインテンスブルーのおよそ2倍‼︎

かなり適正、良心的価格なのかもしれません。

(私には予算的に厳しいですが)

0.17ct   Fビビットブルー  VS2    11,000,000円

0.1ctあたり 6,470,588.24円‼︎

これは、Fインテンスブルーのおよそ3倍ですが、

加工しやすい大きさとVS2のクラリティーを考えると適正価格なのかもしれません。(納得されてご購入なさった方がいらっしゃることですし)

Fビビットブルーダイヤは、0.1ctあたり、400万円〜600万円ということでしょうか？

ふと、ある言葉が浮かびました。

『答えは市場に聞いてみる！』

売買のお取引が成立した時点で、それが適正価格となるのでしょう。超希少な純色ブルーダイヤの場合、適正価格うんぬんよりも、出会えたそのご縁を大切に、お迎えするかどうかは、お迎えする方の直感で決めるものなのかもしれません。