憧れのムーンストーン

ムーンストーンの思い出

ムーンストーンは6月の誕生石でもありました。真珠しか知らなかったので、すごく嬉しかったです。婚約指輪で戴いた真珠はデリケートな宝石なので、普段使いがしにくく、もうひとつの誕生石があったこと、それが遠い昔に夢見たムーンストーンだったこと、感動しました。

   はるか昔、確か中学生の頃、仲良しの友達とコイバナをしていた時、

『月光の下でムーンストーンを口に含んで唱えると願いが叶う』

と教えられたことがありました。ムーンストーンってどんな石なんだろうと思っていました。教えてくれた友達も、ムーンストーンがどんな石かは知らず、おまじないのみを知っていたのです。今のようにネットで調べる術もなく、ただその名前から月の石をイメージして、憧れていました。

ムーンストーンとの再会

   大人になって、色石にはまったとき、ムーンストーンをすぐに調べたのを覚えています。

   ムーンストーンは、長石(フェルドスパー)という鉱物グループの一種でした。写真で、「シラー(シーン)」と呼ばれる幻想的な光の効果を見ることができた時、本当に願いを叶えてくれそうな不思議な魅力を強く感じました。

私のムーンストーン

    そんなご縁で、ムーンストーンは何点かお迎えしてコレクションされています。おまじないとして、ムーンストーンを口に含んでお願いをしたことは、実はまだないのですが、見ているだけで夢見心地になれる、素敵なムーンストーンに癒されていました。

    ロイヤルブルームーンストーンがシラーが特に美しく大好きでした。それが、新婚時代に、グリーンのムーンストーンを見て、なぜか夫のイメージだと感じました。グリーンのムーンストーンのルースをペアにしたくて、グリーンとお似合いに思われたオレンジも追加で購入したのを懐かしく思い出します。

    ジュエリーにしたいと購入することが常な私には珍しく、ルースとして並べておきたいと思って購入したのを覚えています。2つの石が仲良く並んでいると私たち夫婦もずっと仲良しでいられる気持ちがしました。

    大きめのロイヤルブルームーンストーンは、ペンダントにしたくて購入しました。うっとりとするような美しいルースでした。ルースはリーズナブルで購入できたのですが、プラチナのペンダントにするには予算的にハードルが高くて、ケースの中で愛でていました。

    3人の子どもの子育ての日々は、毎日忙しくも充実していました。子どもたちは、とても可愛いかったけれども、日々の生活のなかでは大変だと感じることも少なくなく、ムーンストーンの優しいシラーに、何度も癒させていたものでした。疲れた心を、優しく穏やかにしてくれる力があったように思います。