風さんのブログをバイブルにして♡

『永遠の輝き ファンシーカラーダイヤモンド』 (2005年6月11日)

『バイオレットダイヤ』は最も希少⁈

私の敬愛するカラーダイヤの大先輩でいらっしゃる風さんのブログを、バイブルのように紐解いてみました。もう17年も前に書かれているというのに、今読んでも新鮮で、夢中になってしまいます。

風さんのブログより
ファンシーディープバイオレット(風さん所有)

ちなみに、2005年6月11日の風さんの投稿『バイオレットダイヤモンド』は、

『バイオレットダイヤモンドは最も希少なのだろうか?』の1文が書き出しなんです。

    現在、カラーダイヤで最も希少なのは、『レッドダイヤ』のイメージなのですが、2005年の時点で、風さんがこのようにお書きになっていらっしゃるのを拝見すると、改めてその希少さを思います。

〜以下、風さんのブログより引用〜

     バイオレットダイヤモンドは最も希少なのだろうか?色相を全部並べると、パープル、レッド(ピンク)、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、バイオレットの7色を基本的なものと見る人が多いと思う。後ろについた色を基準にして(ファンシーイエローグリーンをグリーンと見る)、色の濃さや彩度も考慮しないで見るならば、最も稀なダイヤモンドはヴァイオレットダイヤだろうと私は感じる。

     実際にオーロラコレクションの解説本には、1998年発刊のためバイオレットダイヤをオーロラコレクションでも入れれなかったほど希少だったと言える。その当時オーロラコレクションにあったバイオレット系のダイヤはブルーが強すぎるものが多く、ブルーの範疇に入れ込んでいたと考えられる。バイオレットダイヤは1980年代になりはじめて産出されたのである。(2005.6改 実際に本を確認したところ、ほとんどのバイオレットはグレーの中に入れ込まれていた。その当時では華やかなバイオレットは少なく、宿命ともいえるグレーの混色を重要視したようである)

純色ではどうであろうか?ファンシービビッドバイオレットなどとGIAで評価されたものをご覧になった方はいるでしょうか?私は一度も見たことがないのである。私の見たことのないスーパーカラーはビビッドバイオレットとビビッドパープルであろう。パープルはインテンスパープルを見たことがあるので結構ビビッドの想像が付くのだが、ビビッドバイオレットは残念ながらどういう感じになるのかわからないのである。

ファンシービビットバイオレットは?

こちらを拝読して、納得しました。私のイメージしていたバイオレットは、まだ時折出会えるファンシーグレイバイオレットでした。希少な純色では、超小粒のファンシーディープバイオレットをネットで拝見したのみです。風さんがブログで書かれているような『ファンシービビットバイオレット』なるものは、見たことはおろか、聞いたことさえありません。

レッドダイヤをファンシービビットピンクの格上の存在と考えるとします。

そうすると、ファンシービビットバイオレットを見たことはもちろん聞いたこともないのは、純色の濃いお色で考えた場合、バイオレットダイヤの方が希少なのかもしれません。

巷では、レッドダイヤが1番希少と思われているようです。ただ、肌感覚として、レッドダイヤを個人でお持ちの方を何人か存じ上げており、私自身も奇跡的にご縁を頂けております。小粒のルースなら、何度かネットで拝見する機会に恵まれました。それに対してファンシービビットバイオレットダイヤは、未だ見たことはおろか、本当に耳にしたことさえないのです。

風さんのブログを拝見させて頂き、改めてバイオレットダイヤの希少さを思いました。『ジュエリー大好き』は、自分の星回りが九紫火星であることから、紫色には特別に思い入れがあります。源氏物語の『紫色の上』が大好きだったこともあり、10代の頃よりずっと愛しく思う憧れのお色でした。

アーガイル鉱山でしか採掘されなかったという希少なバイオレットダイヤです。私のバイオレットダイヤは、全てグレイをかんだバイオレットですが、ご縁に感謝して、その高貴な美しさを大切に愛でていきたいと改めて思うことができました♡

愛しのバイオレットダイヤ♡

バイオレットダイヤのジュエリー♡

0.17ct ファンシーグレイバイオレット
0.117ct ファンシーディープグレイバイオレット
右より3番目のマーキース
0.046ct ファンシーライトグレイバイオレット
ちょうちょの頭部
0.031ct ファンシーグレイッシュバイオレット

可愛いルースたち♡

上段 ラウンドブリリアント
下段 ファンシーシェイプ